冠婚葬祭はお好きですか?
私は結婚式に呼ばれたら、正直なところ「げ…面倒くさいな」と思ってしまうタイプです。
それでも無駄に愛想がいいので、20代30代40代…と、かなりの数の結婚式に呼ばれました。
少しでも手抜きができないかなあ、と若い頃から真剣に考えていたので、今回はその方法をお伝えできればと思います。

結婚式に呼ばれたとき

ご祝儀
ご祝儀袋はまとめて10セット作成・量産しておく
呼ばれる度に毎回ご祝儀袋と筆ペンを購入し、用意するのはとても面倒です。
最初の結婚式のときに、100円ショップでご祝儀袋を10袋購入し、全てに「名前」「金 参萬円」「住所」等を書いておきました。
筆ペンでの文字書きは、最初の1回は緊張して手が震えますが、10回も連続で書くと慣れて上手になるというのも隠れたメリットです。
自分は晩婚だったので苗字がなかなか変わらず、自分の結婚までにしっかり9セット使いました。
もちろん、結婚後も新しい苗字で10セット量産しておきました。

服装
服装は二次会を断りやすいよう和服がオススメ
えー、和服?面倒くさいよ…と思われそうですが、個人的にはオススメです。
なぜなら「二次会を断りやすい!」から。
式と披露宴だけでも疲れるので、二次会なんて行かずに早く帰って寝たいですよね。
(本当に薄情だと自分でも思いますが、これがロングスリーパーの本音)
前もって二次会の出席をとる場合にも、「着物で出るから二次会はやめておくね」と言えば、けっこう納得してもらえます。
酔っ払って汚したらたいへんですから。
着物でも洋服でも、どうせヘアセットは必要ですから、手間はほぼ同じ。
ホテル(式場)の「和装レンタル・着付け・ヘアセット」をトータル利用するのが一番ラクチンです。
ほぼ手ぶらですよ。

洋服ならレンタルドレス
和服は苦しい…。慣れてないから嫌だ!という方は、断然レンタルドレスがオススメです。
なぜなら
1.買い物に行く手間が省ける
オシャレすることが大好き!というのならともかく、そうでなければ面倒ですよね。
花嫁さん以外の服なんて誰もそんなに見ていません。
そんな服のためにお店を何件もハシゴしたり、メルカリ内を検索したり…時間がもったいないです。
レンタルドレスならパソコンかスマホで選ぶだけなので、30分以内で済みます。
2.毎回違ったものを着ることができる
仲良しグループの友人だとメンバーが同じであることが多いので、マイドレスを買ってしまうと毎回同じ服で写真に収まることになります。
レンタルならカラフルなドレスにも挑戦しやすいので、毎回雰囲気を変えることができて楽しいです。
3.クリーニングに出さなくてもいい!
私はこれが最大のメリットだと思います。
家に帰って脱いだら、洗わずにそのまま返却用の段ボールに入れて送り返すだけ!
マイドレスだとクリーニングに出して、取りに行って、保管して…と、かなりの手間とお金と置き場所がかかります。

オススメレンタルドレス
【レンタルドレス専門店】
ドレス・羽織物・ネックレス・バッグ4点レンタルセットが、9,800円!
落ち着いた感じのものが多いです。
なんと言っても安い!
ドレス単品5,980円~、ドレス5点セット9,800円~(3泊4日)と、とてもお手頃な価格です。
登録料・初期費用・月会費などももちろんかかりません。
8,000円以上の注文で往復送料無料(8,000円以下は送料一律690円)!
レンタルドレスは意外に送料が高いところが多いので、ここは要チェックです。

イオングループのレンタルドレスサービスです。
イオンならではの安心感がありますね。
上のレンタルドレス専門店よりも、レース多めでパーティ感があるものが多いです。

レンタルドレスのおしゃコン
2,900円からのブランドドレスレンタル
こちらはさらに安いです。
私だとちょっと年齢的に厳しいけど、若い方には良さそうなのでご紹介。
カジュアルなパーティにも。
レンタルアクセサリー
アクセサリーもドレスとセットで借りてもいいのですが、「いかにも結婚式!」という感じになってしまうのが嫌だったので、以前に書いたアクセサリーレンタルのスパークルボックスさんで借りました。


『結婚式に友人として出席するので華やかで存在感のあるゴールド系のものを』とお願いしたら、ゴージャスな3点セットが届きました。
ちょっとお洒落なパーティ風になり、満足しています。
過去記事:実は洋服よりも重要。手抜きしつつもオシャレっぽく見せる(アクセサリー編)スパークルボックス体験画像あり

ヘアセットは絶対にプロに任せたほうがいい
あとはヘアセットですが、これは自分で動画を研究してあれこれやろうとするよりも、プロに頼んだほうが絶対に楽で、しかも良い結果になります。
よほど慣れていて自信がある人は別ですが。
自分でやった人とサロンでセットしてもらった人とでは、仕上がりにかなりの差があり、けっこうバレバレです。
そしてお店を選ぶコツは、いつも行っているような美容院ではなく「ヘアメイク専門」のところを選ぶこと。
慣れているのでセットのスピードがとても早く、値段もお手頃です。
私はチェーン店の「アトリエはるか」さんでやってもらっています。



全国にあり地下街などに入っています。
寝坊してボサボサの頭で駆けつけましたが、約15分でとても素敵な編み込みハーフアップにしてもらえました。

帰り道
最近は『めちゃくちゃ重い引出物』は少ないですが、私が若かった頃は「カレー皿5枚組」とか平気でありました(ハイ、名古屋です)
さっさとコンビニから自宅に送ってしまい、身軽な状態で帰りましょう。
また、ヒール無しの薄いバレエシューズなどをバッグに入れておくと、帰り道にハイヒールで足が痛くなったときに履き替えることができます。
変なところで体力を消耗しないために。

お通夜・お葬式
お葬式ボックスを作っておく
葬式用の黒のバッグ
バッグの詰め物は、新品の黒のストッキング2足(寒がりな方は黒タイツも)とハンカチと数珠。
ネックレス
パールのネックレスもお葬式のとき以外は使わないので「お葬式ボックス」に入れておきます。
香典袋も10袋を作成・量産しておく
こちらもご祝儀袋のときと同じく、まとめて10袋ほど薄墨の筆ペンで書いて準備してあります。
袱紗、香典袋、薄墨の筆ペンは、この「お葬式ボックス」に入れておきます。

喪服
何でもレンタル派の私ですが、喪服に関しては、35歳以上の方なら買ってもいいと思っています。
40歳を過ぎた頃からけっこう回数が増えます。
喪服は膝下丈なので、ドレスのように大きな流行もありません。
でも、出産などで体型が変わってしまいそうな方は、やっぱりレンタルが便利かもしれませんね。
先ほどのレンタルドレスのLULUTIは、喪服も揃っていますよ。