前回:続・手抜きして部屋を綺麗にキープする「ついで家事」オススメ10
洗濯は、料理や掃除に比べると比較的ラクな家事ですね。
それでも少しでも手間を減らしたいものです。

乾燥機付き洗濯機のメリット・デメリット
とにかく楽チン!タオルはふかふか
洗濯物が、Tシャツやスウェットなどのカジュアル服や子供服、またはタオルばかりの方は、乾燥機付き洗濯機(洗濯乾燥機)が最も簡単で良いと思います。
全自動で洗濯から乾燥までやってくれるやつです。
家庭用でもいいですし、週末にコインランドリーでまとめ洗濯という手も。
スタートした後は、放っておくだけで見事にふかふかになります。
私も最初は、乾燥機付き洗濯機を購入し、使っていました。

女性用のデリケートな服には向かない
しかし、女性用の服にはとても不向きだということがわかりました。
女性用のデリケートな服や下着を乾燥機までかけてしまうと、縮んだりクタクタになったりして傷みが激しいのです。
結局は、脱水までやった時点で、一旦デリケート衣類だけを取り出して別に干さなければならない、という面倒なことになりました。
外干し、もしくは室内干しです。
これではあまり手抜きになっていません。
しかも、たまに1枚だけ取り出し忘れて一緒に乾燥までかけてしまい、大切な服がパアになることも。

故障が多かった
ただ、タオルなどは本当にふんわりホカホカして気持ちいいと思いました。
ところが!
5年くらい使った頃から、洗濯物が脱水で丸まってカチカチになった状態のまま乾燥されるという事態になりました。
乾燥が終わっても、バスタオルなどは固く丸まって、内側は生乾きのまま。
そのため、生乾き臭もします。
すぐに修理に出しましたが、数年経ったらまた同じような症状に。
結局、乾燥の前に丸まったタオルを自分で広げて入れ直すという余分な手間が増えました。

浴室乾燥機のメリット・デメリット
そこで次は、洗濯機は普通のもの(乾燥機の付いてない全自動洗濯機)にして、乾かすのは浴室乾燥機を使ってみることにしました。
築20年以内のマンションやアパートなら付いていることが多いです。

お風呂場にカビが生えにくい
この浴室乾燥機は、私のライフスタイルに非常に合っていました。
前回:続・手抜きして部屋を綺麗にキープする「ついで家事」オススメ10
の8番目でも書きましたが、シャワーを浴びている間に洗濯機を回し、出るときについでに浴室内に干して浴室乾燥機のスイッチ(乾燥3時間)を入れる…
この一連の流れのおかげで、お風呂場にカビが生えないのです!
いつもカラリと乾き、ぬめりもありません。
お風呂掃除の手間が大幅に減りました。

服の傷みが少ない
また、乾燥機にかけたときに比べて服の傷みが圧倒的に少なく、長持ちします。
気に入った洋服を大切に着たい人にはとても向いています。
外干しと違って色褪せもありませんし、ドライヤーのような熱風で勢いよく乾かすため、部屋干し特有のイヤな匂いもしません。

干す手間は必要だが、その後は手抜きできる
私は平日の夜にジムに行くので、帰ってきたらすぐに、汗だくのウェアやタオル、その日仕事で着た服などを洗濯しながらシャワーを浴びます。
汗をかいたウェアは、すぐに洗いたいので。
夜でも、雨の日でも、風の強い日でも、全く気にせず洗濯ができる快適さ。
そして、そのまま干しっぱなしで寝てしまえる楽チンさ。
次にシャワーを浴びるときに、服を畳むことなく、ハンガーごと浴室からクローゼットに移動させています。

電気代は浴室乾燥機のほうが高い
ただ、浴室乾燥機の短所としては、乾燥機付き洗濯機に比べて電気代がかかることです。
乾燥機付き洗濯機は縦型の場合、1回 85円くらい。
ドラム式の場合は、50円くらいです。
浴室乾燥機は3時間乾燥させた場合、1回 100円くらい。
ですが、洋服や下着の傷み、また新しく買い直す手間などを考えると、そんなに変わらないんじゃないかな?と私は思っています。
デリケートな洋服が多い方、浴室乾燥機付きの物件はオススメですよ!
(寒い日には浴室暖房にもなりますよ)