ロングスリーパーと音声コンテンツは相性抜群。音声メディアをフル活用した「ながら聴き」のススメ

ロングスリーパーと音声コンテンツは相性抜群。音声メディアをフル活用した「ながら聴き」のススメ

今、音声コンテンツが熱い

私はテレビやYouTubeがあまり得意ではありません。

画面を見ていると眠たくなってしまうし、なにより時間がかかります
いまひとつ人からは理解してもらえませんが、画面を見ながら音声も聞くという行為は、とても疲れるのです。
オンラインでの講座なども色々と試しましたが、どうも長続きしません。

そんな私が唯一続いているのが、音声コンテンツの「ながら聴き」です。

メイクをしながら、髪を巻きながら、単純作業をしながら、運転をしながら、夕飯の準備をしながら、お皿を洗いながら、掃除をしながら…
頭を使わない作業のときは、いつも必ず聴いています。

そんな感じで、自分は映像が苦手だから音声を聞く…という少々後ろ向きな選択でした。
ですが意外にも、今、音声コンテンツの市場拡大に注目が集まっているらしいのです。

アメリカでは、数年前からポッドキャストやオーディオブック市場が急成長しているそうです。
日本でもネットのラジオを聴く人が増えるなど、音声コンテンツが再び注目されています

音声コンテンツの人気の背景

それらの音声コンテンツ(音声メディア、音声配信サービス)の人気が上がっているのはなぜでしょう?

スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンが普及したから、という意見が多いですが、直接の理由ではないような気がします。

純粋に、現代人が毎日忙しすぎて、毎日配信される莫大な量の映像コンテンツを見ている暇がなく、日常生活の中での「ながら聴き」で有益な情報を得たい、というのが最大の理由に思えます。

まあ、自分がそうだからなんだけど。

何かをしているとき、たいてい耳だけは空いています
音楽を聴くのもいいけど、それだとちょっと勿体ない。
ニュースや、ちょっと役に立つ情報、心が温かくなる話などを聴きたい。
そう思うのは当然の流れなわけです。

おかげで、ここ数年で音楽以外の音声コンテンツがものすごく増えました。
ありがたいことです。

ロングスリーパーこそ音声メディアを活用しよう

「ながら作業」を可能にする音声メディアは、限られた時間を有効に使うのに最適です。

睡眠時間が長いために、普通の人たちよりも活動時間が少なくなってしまうロングスリーパーが、この音声メディアを使わない手はない

ニュースやラジオ的なものばかりでなく、本を読み上げてくれるサービスもあります。
本を一冊読む時間はなかなかとれないけど、家事をしながら本を一冊耳で聴くことならできます。

スマートスピーカーがあれば、より便利ですが、なくても大丈夫。
スマホで問題なく聴けるので、家事をしながら、移動しながら…
隙間時間を利用して、どんどんフル活用していきましょう。

オススメ音声メディアいろいろ

昔は、ラジオが唯一の音声メディアでしたが、今ではポッドキャスト、オーディオブックなど、かなり選択肢が増えました。
私のお気に入りをいくつか紹介したいと思います。

Voicy(ボイシー)

一番よく聴いています。
「声と個性を楽しむこれからの放送局」として2016年に始まった日本発の新しい音声メディア。

「ながら日経」「毎日新聞ニュース」「株価」などのニュースだけでなく、起業家やインフルエンサーが「声のブログ」という形でほぼ毎日配信していて、これがとても面白いのです。
ブログと同じで、過去の放送を遡って聴くこともできます。

アプリのダウンロードも、放送を聞くのも、全て無料

Podcastも似ていますが、Voicyのパーソナリティになるには審査に通らなければならず、そのためVoicyは真面目な内容のものが多いです。
ビジネス系、講義・勉強系。

Voicy(ボイシー)

・アプリのダウンロード
→ iphoneはこちら
→ アンドロイドはこちら

オーディオブック
amazon Audible(オーディブル)

こちらは、小説やビジネス書などの一般の本を、音声で読み上げてくれるものです。

AIではなくちゃんと人間が読んでいるので、温かみがあるし表現も豊か
詳しいことはわかりませんが、けっこういい声優さんを使っているのではないでしょうか。
なので、私はビジネス書よりも情緒のある小説をオススメします。

スマホに専用アプリを入れ、好きな本をダウンロードして聴きます。
読み上げスピードを調節することもできるので、英語の学習にもいいですね。

1冊無料体験できます。→ amazon Audible(オーディブル)はこちら

無料体験が終わった後もその1冊は消えないので、何度でも繰り返し聴きたいものを厳選したほうがいいよ!)

Kindle 読み上げ機能

電子書籍のkindleアプリをスマホに入れて使っている場合、スマホの「読み上げコンテンツ」をONにすると、本を読み上げてくれます

ただし、Siriのようなちょっと機械っぽい音声になります。
その点は、オーディブルのほうが有料だけあって優秀ですね。

・iPhoneでの設定方法
設定 → (一般) → アクセシビリティ→ (スピーチ) → 読み上げコンテンツ →
画面の読み上げをオンに
Kindleアプリを開く→ iPhone画面を一番上から2本指で下にスワイプ

・Androidでの設定方法
設定 → ユーザー補助(もしくはアクセシビリティ)→ TalkBack をオンに
Kindleアプリを開く→ Android画面をタップ → 画面全体に緑の枠線が出る → 画面を2回連続でタップ

radiko(ラジコ)

インターネットラジオ。
昔からあるラジオと同じですが、ラジオ局が配信をFMではなくインターネットで配信するもの。
無料で聴けるものも多いです。

radiko(ラジコ)

アプリのダウンロード
→ iphoneはこちら
→ アンドロイドはこちら


さて。
ながら聴きだの、隙間時間だの、時間短縮のことばかり語ってきましたが、実際にはそれだけではなく…

音声メディアのトークを毎日聴いているうちに、面白くてすっかりファンになってしまったパーソナリティさんも何人かいます。

笑ったり、ちょっと怒ったり…人の声というのは感情がダイレクトに伝わって、いいものだなあと思います
中学生・高校生くらいの頃に、夜に聞いていたラジオを思い出しました。

音声メディアのある生活、毎日が楽しみになるので、ぜひ皆さんにも試してほしいです。

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