ムダ毛の自己処理ほどバカバカしいものはない
高校生の頃、人生の中で最も無駄な時間だと思っていたのが、「ムダ毛の処理」でした。
もちろん当時の田舎の高校生は、脱毛サロンなんかに通っている子はいません。
その頃の脱毛は、脇だけでもびっくりするくらい高価で、何十万円もしました。
しかもすごく痛いらしい!



すぐに生えてくるストレス
なので、高校生は何らかの形で自己処理をすることになりますが、脇の毛はやたらと生命力が強くて元気。
朝にT字カミソリで剃っても夕方にはチクチクと生えてきます。
電車で吊り革を持つと夏服の袖から脇が見えるので、すごく気になりました。


そこで、毛抜きで1本ずつ抜くことにしました。
これならば1〜2日くらいは持つし、生えてきてもチクチクではないので目立ちにくいからです。

とにかく時間の無駄
朝そんなことをしている時間はないので、夜寝る前にやりました。
しかし、不自然な体勢で脇をつまみながら目を寄せてプチプチと抜いているうちに「これ、本当に時間の無駄!」とだんだん腹が立ってきました。
毛を1本1本抜く作業により、何か知識がつくわけでもない。
できるのは、せいぜい1本ごとに英単語を1つ暗記するくらい。
(わりとこの頃から性格が出てるよね)
自己成長にも繋がらないし、誰の役にも立たない。
このくだらない30分を明日の予習、もしくは睡眠に使うほうがどれだけ有効的か。
そして、それだけ苦労して綺麗に抜いても、また数日後には生えてくるのです。
なにこの、終わりのない試練。



毛穴が広がる、カミソリ負けなど肌への負担が大きい
さらに毎日の毛抜きにより、脇の下がなんだかブツブツとしてきました。
毛穴が広がり、吹き出物のような赤いできものが出現することも。
あー!自分でお金を稼ぐようになったら絶対に脱毛しよう!と、強く心に誓いました。

脱毛サロンでの脱毛
その後もなかなかお金は溜まらず、結局は短大時代も自己処理を続けました。
社会人になって数年経過した頃に、やっといくらか余裕ができ、おまけに脱毛自体もそこそこ平均価格が下がっていました。
ちょっと記憶が怪しいけど、両脇10回コースで7万円くらいだったと思います。
Vゾーンもやりたかったのですが、脇ほど切実ではない(普段は隠れている)ため、見送りました。
脇以外はまだ高かったのです。
名古屋の栄にある脱毛サロンに申し込みました。

初めての脱毛。経過は順調
思ったことは、
・ちゃんと冷やしてから光を当てるので、そんなに痛くない。
・回を重ねるごとに、確かにじわじわと毛の量が減っていく。
・肌はあまり丈夫なほうではないが、特にトラブルなし。
なかなかいいじゃん、これはもっと早くにやればよかった、と思いました。
友達にも勧め、4人を同じサロンに紹介したため、サロンから謝礼をもらいました。



遠方への引越しで回数券がパアになる
ですが、この頃から遠距離恋愛のお付き合いがスタートしました。
遠距離はけっこう体力・金銭的にハードなので一緒に暮らそうということになり、県外への引越しが決まってしまいました。
その結果、脱毛サロンには通えなくなり(わざわざ新幹線の交通費をかけてまで通いたくない)、回数券がまだ半分近く残っているのに、そのまま期限切れでパアに。
なので、これは意外に重要!
結婚・転勤などで住まいが変わることがあるので、なるべく全国展開しているチェーン店を選んだほうがいい。
ということで、もったいなかったですが最初のお店のぶんは諦め、次はチェーンの脱毛サロンに申し込みました。
この頃、脱毛はさらに価格が下がっていたので、脇だけでなくVゾーンの脱毛も行うことにしました。

全国チェーンのお店に変更。脇+Vゾーンにも挑戦
脇に比べると、Vゾーンは抵抗ある方が多いかもしれません。
ちなみに、股間付近の毛は、V・I・Oという3箇所の脱毛スポットに分かれています。
Vは前から見たときに、パンツからはみ出る部分(コマネチポーズのV)
そこそこ色っぽいパンツだと布面積が少ないため、処理をしていないとはみ出してしまいます。



Iは、股を開いたときの左右の2箇所、縦ライン。
Oは、肛門周り。
誰が言い出したのか知らないけど、VIO、なかなかわかりやすい表現ですね。
私は、後にVIOを全てやることになるのですが、場所が場所だけに、最初は恥ずかしいなあと思いました。

Iゾーン、Oゾーンの施術は恥ずかしい?
いくら脱毛サロンのお姉さんが女性とはいえ、大事な部分を見られるのです。
抵抗があるし、最初は緊張しました。
しかし、実際にやってみると、そんなに大袈裟なものではありませんでした。
まず、ムームーみたいなタオル地の服と、紙パンツに履き替えます。
そしてベッドに寝転がります。
脱毛サロンのお姉さんは、紙パンツを少しずつ上手にずらしながら、光を当てていくので、絶対に丸出しになることはありません。
さすがプロ、手慣れています。
また、タオルケットが体全体にかけられているので安心感があります。
2回目からは完全に慣れて、何とも思わなくなりました。
念のため、私は家で局部を洗ってから、脱毛サロンに行くようにしていました。
ですが、局部を拭くためのウェットティッシュみたいなものも置いてあったので、それを使っても良いと思います。

最近は、いつか介護されるときのためにVIOの脱毛をする人も多い
VIOの脱毛なんて、若い子だけじゃない?自分はもう必要ないな、と思う方もいるかもしれません。
ですが最近は、将来自分が介護されるときのためにVIOの脱毛をやっておく、という方が多いそうです。
なるほど…確かに毛がないほうが衛生的だし、オムツ交換も楽になりますね。
いつかお世話になる介護士さんたちのためにも、VIOの処理を早めにやっておくのは正解かもしれません。

全国展開のオススメ脱毛サロン
そんなわけで、全国にお店があるリーズナブル価格のオススメの脱毛サロンをご紹介。
MUSEE PLATINUM(ミュゼプラチナム)
私が通っていた頃はトリンドル玲奈さん、今は宇垣美里さんがイメージモデルのお店。
よくキャンペーンをやっていたので、そのときに申し込みました。
安い値段で釣って、高いコースへ勧誘されるんじゃないか…?と心配でしたが、全くそんなことはありませんでした。
むしろ、自分からやりたいと言わなければ何かを勧められることもなく、拍子抜けするくらい。
とてもお値打ちに、脇とVIOの脱毛をすることができました。
これだけ格安なのは、大手ならではの余裕だと思います。
上のバナーにも書いてありますが、最近はコロナの影響で、家で自分でできるオンライン脱毛もあるそうです。
冬になるとまたコロナの波が来て外出できなくなるかもしれないから、そういうサービスは嬉しいですね。
また、自宅で思う存分やりたい!という人にも良さそうです。
安心の全国179店舗展開。

【VIO脱毛Dione】敏感肌専門 脱毛サロン ディオーネ
こちらは「痛くない」ことと「敏感肌の人でも脱毛できる」ことで有名なサロン。
VIO(特にIとO)は、冷やして感覚を麻痺させてから処理してくれるといっても、多少はチクリとするもの。
だが、ここは、痛くない・肌ダメージゼロのハイパースキン法による脱毛なので「とにかく痛みが苦手!注射とか大嫌い!」な人でも安心です。
私の友達は、絶対に痛いのが嫌だということで、こちらのお店に通っていました。
「我慢する脱毛」から「気持ちいい脱毛」へ。
確かに、同じ脱毛なら痛いよりは気持ちいいほうがいいもんね。
痛みに耐えられない人の他店舗からの乗り換えが多いというのもうなずけます。
こちらも全国120店舗で、今もどんどん増えています。

次回:脱毛で美容時間の短縮(通うのが面倒な人の家庭用脱毛器編)