お昼休憩に50分間の睡眠を確保するための超・手抜き弁当のすすめ

お昼休憩に50分間の睡眠を確保するための超・手抜き弁当のすすめ

会社員時代は、とにかく睡眠が足りませんでした。
なので、お昼の休憩時間にいかにしっかり眠るかが重要でした。

できれば10分くらいで食事を済ませ、残りの50分を全て睡眠に充てたい

同僚とのランチは絶対に行かない

そのためには、同僚と一緒に外にランチに行くというのは、絶対に避けなければなりません

外を歩き、お店を選び、メニューを決め、ソツのない会話をし、食べるのが遅い同僚を待ち、またみんなで会社に戻ってトイレで歯磨きタイム…
これで60分がパア。

時間を取られるばかりか、無駄にエネルギーを使うことばかりで、ロングスリーパーにとっては何ひとつ良いことがありません。
ついでにお金もかかります。

社員食堂がある会社も同じ。
食堂に行く時間、食堂でトレイを持って並ぶ時間、皆とお喋りする時間…
そんな時間があったら少しでも寝たいのです。

「自分のデスクでお弁当」が最も早く昼食を済ませられる

なので、自然に誘いを断ることができる「私、お弁当持ってきてるから」のセリフをフル活用していました。
数回繰り返せば、そのうち誰も誘ってこなくなります。

自分のデスクでお弁当。
これなら一歩も動かずバッグから出すだけ。
5分もあれば食事が終わります。

残りの50分はそのまま机に突っ伏して眠ります(タオルがあると快適)

そして残りの5分で歯磨きやメイク直しを済ませます。

この方法が最も睡眠時間を確保でき、かつ、人との接触がないので疲れずに済みました。

お弁当箱の中に入っているものを食べるだけなので、何かを「選ぶ」ことをしなくて済むのも良いです(選択する、というのは意外にエネルギーを使う行為なのです)

朝は何もしない!超・手抜き弁当の作り方

しかし「えー?朝早く起きてお弁当作りなんて無理!!そんな時間があったら少しでも寝たい!」という人が多いと思います。
私もそう思っていました。

しかし全てはお昼の睡眠のため。
色々試した結果、下記の方法が毎日のお弁当を最も効率良く(かつ安上がりに)作れるとわかりました。

細かな味を追求しない人なら、ぜひ試してほしいです。

1.まず、100円ショップで同じお弁当箱を5つ買う

5つとも全く同じお弁当箱、というのがポイント。
レンジ対応のものがいいですね。

2.スーパーで安売りになっているおかずやお惣菜を買う

土曜か日曜の夕方ごろにスーパーに行き、半額シールが貼られたフライやお惣菜を買います
エビフライ、ハンバーグ、唐揚げ、れんこんの挟み揚げ、焼き魚、きんぴらごぼう、ひじきの煮物、などお好きなものを。
もちろん値段を気にしない人なら定価で買ってもいいです。

お惣菜ではなくお弁当用の冷凍食品でもいいですが、「見るからに冷凍食品!」という感じになるので、お惣菜のほうがオススメ。

また、冷凍食品だと最初から凍っていて固いため、お弁当箱にあまり入らず、食べるときに解凍するとスッカスカになってしまいました。
お惣菜をキッチリぎゅうぎゅうに詰めてから凍らすほうが見栄えが良いものになります。

3.ブロッコリーなどの冷凍野菜を買う

続いて野菜。
もちろん自分で茹でてもいいですが、面倒なら冷凍でもOKです。

4.5つ分のお弁当をまとめて作成(約30分)

5つのお弁当箱を並べます(ここからはお弁当屋さんになった気分で!)

・ごはんを2〜3合炊き、それぞれのお弁当箱に詰めていく。

・卵焼きをつくり、5等分してそれぞれのお弁当箱に詰める(卵焼きは冷凍できる)

・2.3で購入した惣菜と野菜をそれぞれのお弁当箱に詰める

5.できあがった5つのお弁当を冷凍庫に入れる

蓋をして、全て冷凍保存

6.夏はそのまま、冬はレンチンしてから出勤

夏ならそのままでもOK。お昼になる頃には自然解凍されています。
冬は朝にレンジで解凍してから持っていきます。

会社にレンジがあるならお昼に軽く温めてもいいですね。

7.手抜きに見えないプチテクニック

5つ分まとめて作る際に、プチトマト1個分のスペースだけは空けておくといいですよ。
当日の朝にプチトマトを1つ入れると、まるで朝早く起きて作ったお弁当のように見えます。

手抜き弁当のメリットいろいろ

・お昼に外出しなくて済むのはもちろん、朝もコンビニに立ち寄らなくてもいいので、ギリギリまで寝ていられる

睡眠時間が確保できるだけでなく、1食100円くらいでできるので、すごく節約になった

・細かい味はともかく、栄養はきちんと摂れる
コンビニのおにぎりや菓子パンよりは断然良い。

・それにより、お肌の調子が良く、いつも快便でいられた。

・冷凍食品ではなく惣菜を活用することにより、家庭的な人にみえる(実際は、ごはんと卵焼きしか作ってないのに)

・また「残業続きや飲み会で遅くなった翌日でもしっかりお弁当を持ってくる人」ということで、きちんとした人にもみえる

・とりあえず食べるものがある、という安心感は大きい。

疲れてお弁当箱を洗うのが面倒なときは

少々抵抗あるかもしれませんが、帰ったらそのまま冷凍庫に入れて凍らせておきます。
明日のお弁当はあるのだから、気にしない!

週末にまとめて洗うほうが効率が良いのよ、と思って割り切ります。

まとめ

かなりひどい話ですが、ロングスリーパーが十分な睡眠時間を確保するためには、これくらいこっそり手抜きしなければやっていけないのです。

食べ物はだいたい何でも冷凍できます。

ちなみに、毎日自炊する人だったら、ごはんと卵焼きだけを入れたお弁当を5つ冷凍しておいて、あとは日々の夕食の残り物をその都度、詰めていくという手もあります。
私は、結婚して主婦になってからはそうしていました。


ロングスリーパーだけでなく、いわゆるブラック企業…残業が多すぎる会社の人たちも、この手を使ってお昼に睡眠をとり、少しでも身体を休めてくれると嬉しいです。

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