前回:自己紹介2[睡眠の長さがコンプレックスになる]
前回も少し書いたが、私は25歳くらいまでは「ロングスリーパー」という存在のことを知らなかった。
(すぐに疲れて眠くなってしまうのはなぜだろう?)と理由を考えたとき、まず誰もが真っ先に思い浮かぶのは「体力がない」だと思う。
私も完全にそう思っていた。
それならば、体を鍛えて健康的な生活をすれば、丈夫になって人並みの生活が送れるのではないか?
ということで、まずは手軽なウォーキング、そしてジョギング、山登り。
ジムに通っての筋トレ、ヨガ、エアロビクス。
かなり真面目に体力づくりを始めた。
一時期はプロテインも熱心に飲んでいた。



その結果、フルマラソンの大会で完走できるくらいに丈夫な体になった。
これなら十分「人並みに体力がある」と言えるレベルだ。
それでもやはり、毎日眠くて眠くて仕方ない。
そこだけは全く変わらなかった。


また、30歳を過ぎた頃から、私は食生活にもかなり力を入れています。
食事は9割以上が自炊で、肉も野菜もよく食べます。(魚はちょっと少なめかも。グリル掃除が面倒なので)
だいたい一汁三菜。食べ物の好き嫌いは全くと言っていいほどありません。
どう見ても健康的な食生活ですし、量も同年代の女性と比べると多すぎるくらいです。
血液検査や健康診断でも特に悪いところは見当たりません。
敢えて言うなら、昔から血圧がちょっと低めなことと、心臓の動きが遅め(スポーツ心臓ってやつかな?マラソン向きらしい)なことくらい。
もう一回言います。
それでも眠くて眠くて仕方ない。
なんかもう、イヤになってくるよね!
こんだけきちんとした生活して、運動もしっかりして、これ以上どうすりゃいいねん!!


結論としては、
「体力をつけても、食生活を整えても、睡眠時間が人並みになることはなかった」
ということです。
身も蓋もない話ですが。
ただ、この実験は良かった点もあります。
私は学生時代の体育の授業は大嫌いだったが、体を動かすこと自体は好きで、とても楽しい、とわかったこと。
そして、ヨガやエアロビクスなどはそのまま趣味として今でもずっと続いている、ということ。



おかげで肥満も肩こりもなく、お肌の調子も良好。
体型が大きく変わらないおかげで服の買い替えも少なくて済みます。
運動好きの趣味友達も増えました。
「睡眠時間を人並みの短さにしたい」という本来の目的は達成できなかったけど、その他の点では良いことだらけでした。

しかし…
本当にどうしたら睡眠時間を短くできるんでしょうね。
課題はまだまだ。

次回:自己紹介4[眠いのは睡眠の質が悪いから?]おすすめの睡眠アプリも紹介