自己紹介2[睡眠の長さがコンプレックスになる]

自己紹介2[睡眠の長さがコンプレックスになる]
前回:自己紹介1[寝てばかりの幼少時代]

なんとか高校生活を終え、良くも悪くもない地元の平凡な短大に行った。

短大生になった私もやはり寝てばかりで、朝起きられなくて授業を休む日があったり、アルバイトをすっぽかしたり…
簡単に言えば、高校生のときよりも益々だらしなくなった

時々ふと思い立って「今日から私は早起きする!絶対にお昼寝しない!」と決心する(のび太くんだね)が、だいたい次の日にはもう元に戻っていた。

下手に早起きすると、行きの電車の中で眠ってしまって乗り過ごすし、講義中の居眠り時間が増える。
そこをさらに無理すると高熱を出して丸1〜2日寝込むことになる。

そんな感じで、あまり良い結果にはならなかった。
早起きしたぶん他に皺寄せが来て、トータルの睡眠時間はほとんど変わらない。

ただ、この頃は、私は自分がロングスリーパーだということにはまだ気づいていなかった。(まだネットも普及していなかった)
単に平均よりも虚弱で体力がないのだろう、と思い、栄養剤を飲んだりしていた。

短大生活でもやはり、バイタリティ溢れる友達が羨ましかった。
彼女たちは学校の講義はもちろん、それ以外でもたくさん遊び、しっかりアルバイトして稼ぎ、旅行に行って、本も多く読んで、資格試験の勉強もして、映画もドラマも観て、ゲームもする。

人生経験にどんどん差がついていくのを感じた。
自分がすごくつまらない人間に思えてくる。

こうして私の長時間睡眠はコンプレックスに近いものになっていった。

活動時間が1日3〜4時間も違えば、仕事も趣味も、こなせる量がずいぶん違う。
月間、年間を計算すると恐ろしい。

睡眠が短ければ、もっともっと多くのことができるのに。
やりたいことはいっぱいあるのに。


私は今でも「朝、筋トレやジョギングをしてから仕事に向かう」という人たちが信じられません。
頭がスッキリして気持ちよく仕事できるよ!などと明るく言うから、彼らはもう宇宙人か何かに思えます。

私は、早朝から運動なんてしたら、その日1日使い物になりません。

次回:自己紹介3[眠いのは体力がないから?]

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