1日の睡眠時間が9時間以上のロングスリーパー。
普通に勤めていると、平日はなかなか満足のいく睡眠時間を確保できず、大事な会議中に猛烈な睡魔に襲われたり、お昼くらいから眠気で仕事が全然捗らなかったり…
会社に出勤するだけでやっとで、仕事帰りにどこかに出かける体力・気力なんて全く無し。
夜のデートや副業・ダブルワークなんて夢のまた夢。
仕事でもプライベートでも悩みが尽きないのではないでしょうか?
今回は、そんな悩みを抱えるロングスリーパーにぴったり合いそうな職業を考えていきたいと思います。

1.ロングスリーパーの特性を活かす
冒頭で挙げたような長時間睡眠の悩みを抱えている方々は、一度はご自身でも調べてみたことがあるのではないでしょうか。
ネットで調べてみると「ロングスリーパーに向いている職業」として真っ先にあがるのは「学者」や「研究者」、「芸術家」…
いやそれ、いくらロングスリーパーの代表がアインシュタインだからって、安直すぎるやろ!
じゃあ、今から学者や芸術家を目指そう、なんて人がどれだけいるのよ。
…もっと現実的に考えてみることにしましょう。

小規模な会社での事務職
今まで「ロングスリーパーの有名人」などの記事で書いてきたように、ロングスリーパーの人には「1つのことに集中するのが得意」という共通点があります。
だから専門職が向いているわけです。
しかし、専門職となると学歴や資格も必要だし、転職はなかなか難しいですね。
そこで、会社規模と業務内容に注目してみましょう。
ロングスリーパーは、一人で黙々と取り組める事の方が合っているので、
・できれば従業員の少ない会社で、
・事務作業の多い職種
を選んだほうが得策です。
データ入力や、書類の整理など淡々とできる仕事が向いていると思います。



文章や絵を書く仕事(ライター・ブロガー・イラストレーター)
また、文章やイラストを書く仕事も、うまくハマる場合が多いです。
ロングスリーパーは、自分の考えをとことん追求するタイプで、創造性が高い。
人と違う意見が求められる職業が向いているといえます。
今はブログやインスタなどで気軽に自分の作品が発信できる時代なので、副業として文章やイラストなどを書いてみるのもいいかもしれません。
(ロングスリーパーは、副業というのが体力的に難しいんだけどね)



デザインの仕事(WEBデザイナー・グラフィックデザイナー)
こちらも創造性を活かした職業。
しかも意外に地味な事務作業も多く、バランス良く集中力と創造力を発揮できます。
デザイン事務所は少人数のところが多いので、ロングスリーパーには働きやすい環境ですが、いかんせん残業が多く労働時間が長いのが難点。
次の章にあるように、出来高制にしてもらうとずっと働きやすくなります。



2.時間の自由がきく働き方を選ぶ
フリーランス・在宅ワーク
「人には理解されにくい、ロングスリーパーの悩みBest7」でも書いたが、正直言って、ロングスリーパーがサラリーマン生活をするのはかなり難しいです。
ロングスリーパーが朝6時に起きるためには、夜21時には寝なくてはなりません。
もちろん会社では昼寝など許されません。
最近はコロナの影響で、在宅ワークになった会社も多くありますが、これはロングスリーパーにとってはかなり有難い動きなのではないでしょうか。
「自粛生活に幸福を感じた」というロングスリーパーたちの話もよく耳にします。
決まった時間を働くのではなく、「これだけの量をこなしたら終わり」という働き方にしてくれればどれだけありがたいことか!



歩合制の営業・出来高制の仕事
基本、ロングスリーパーは集中力が高いために仕事が早く、もともとの能力自体は優れていることが多い(と、信じたい!)→「自分ではなかなか気づかない、ロングスリーパーの長所・メリットBest5」より
歩合制、出来高制の仕事を選べば、ロングスリーパーはずっと生きやすくなります。
1で紹介した「文章・絵を書く仕事」や「デザインの仕事」などはどちらもフリーランスとして独立しやすいですね。
私は会社を辞めて、フリーランスという働き方を選びました。
在宅で出来高制の仕事(グラフィックデザイン)をしています。
睡眠時間がしっかり確保できるおかげで、ずっと健康で人間らしく生きられています。
収入の安定よりも、自分が快適でいられるほうが大切だと思っているのです。
また、私の友人のロングスリーパーは保険営業の仕事ですが、とりあえず会社に行って出席だけとり、その後は家に帰って寝ています。
歩合制なので、結果だけしっかり出せば後は問題なく、時間の自由がきくそうです。
どちらも、頑張り次第で収入も大幅に増えるのでやりがいがあります。



3.まとめ
わりと現実的なものを挙げてみましたが、いかがでしょうか。
ロングスリーパーには少々つらすぎる今の社会。
ですが今回のコロナの影響で、世の中自体が少しロングスリーパー向けになってきているように思えます。
今までのように毎日決まった時間に必ず出勤…ではなく、時短勤務やテレワーク、週3日勤務などが増えていけば、会社員としても働きやすくなるかもしれませんね。
今後に期待!

次回:繊細で神経質? ロングスリーパーの性格の特徴と、少し見えた希望の光